現状,デライトでも IP アドレスを出場に保存しているが,これは廃止も含めて検討を続ける。
デライトは高い匿名性を持つ一方で,投稿による個人情報の蓄積も多くなる。不正利用への対応能力と個人情報保護の兼ね合いが難しい。とはいえ現状,悪質な用者がいるわけでもなく特に何にも利用していない。必要になるかもしれない,でこの種の情報を蓄積していくのは好ましくない。
ウェブサービスを運営する上で IP アドレスを全く記録しないということは考えにくいが,出場に保存してしまうと流出経路も増え,永続性が高まり,他の出与えとの関連付けも容易になる。
ウェブ捌き側である程度の握接制御は出来るし,出場側には日時さえ保存しておけば追跡が必要になった時に握接録と照合すればいい。握接録は保存期間を定めておき,統計情報を取ってから削除する。
暫定的な措置として,出場への IP アドレスの保存は切り替え式にしておき,原則として保存しないことにする。これにより,流出リスクを相対的に低減させつつ,十分な管理体制が出来,かつ運営事務の観点からどうしても必要になった時に期間限定で有効にする,といったことが可能になる。
用者心理の観点からも,監視的な要素は少ないに越したことはない。