政治

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲6年(2012年)
08月27日 15:10
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
政治関連の描線。

一覧

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今の先進国政治状況が古代ギリシャ民主主義に酷似していて,それはインターネットの普及に連動している,という程度の分析がほとんど行なわれないところに教養の無力を感じている。

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昨日こんな文章を書いたが,有権者が自分の利益のみを追求して政治家を選んでもいい,という「誤解」は,恐らく経済学でいう「見えざる手」を期待しているのではないか,という気がする。残念ながら,政治には利害関係を自動的に調整してくれる仕組みは無い。当の調整する者を選ぶのが選挙

民営化する政府

https://kitetu.com/KNo.F85E/A-5B28-36F7

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例えば,せいぜい十数人くらいの集団でリーダーを選ぼうということになった時,やっぱり「みんなをまとめられそうな人」に票が集中する。これは実際,そうでないと上手くいかないことが多いからで,これは政治でも基本的に変わらないのだが,政治家を選ぶとなると利己的になってしまうのは,やはり距離が遠くてリアリティがないから,というのもあるんだろうな。

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古から,対立する「」を調停する「」を担うのが政治だと考えられてきたが,近年その前提が崩れてきた。国民は自分の利益のことだけを考えて投票し,政治家はその支持者のためだけの政治をする。社会分断の末路。

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しかし,世の中がまだ「Twitter政治が動いている」ことに驚いている段階だと,こんな話がちゃんと聞いてもらえるようになるまで何十年かかるか分からない。それを数年以内で実現するのが私の仕事なのだが。

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いわゆる政治家だけが政治を動かしているわけではない。むしろ,世界の枠組み作りにいま一番大きな影響を持っているのは情技(IT)者だ。

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むしろちょっと驚いたのは,Twitter政治に与えている影響に今更驚いている人が多いことだった。例えば私がこれまで「デルンによる KNS反知性主義を越えた希哲民主主義を実現しうる」と言っていたのは,デルンを利用したツイストが高度な情報蓄積を可能にするからだったのだが,世の中の認識がこれなら,いまいち反応が薄いわけだ。

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世界中天才秀才が頭を捻って考え続けた世界観の限界が現代世界常識だ。単に馬鹿になって「常識知らず」になるのは簡単だが,「常識破り」をするのは至難の業。というか,出来たら人類史上有数の偉人になれる。

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パフォーマンスだけじゃないかとか,対案がどうだとか,そういう論争も大体はこれで説明がつく。今の政治家パフォーマンス以上のことを求めるのは酷というもの。

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結局のところ,今の政治というのは世界中どこでも「進路を見失って立ちすくんでいる状態」だと考えれば理解しやすい。昔はこういう世界にしよう,と哲学者たちも語れたのだが,今は誰も人類の進むべき道について語れなくなってしまっている。希哲館を除けば。

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SNS閉鎖性社会にもたらす弊害を予測出来なかったのだとしたら,少なくともこれからの哲学政治を語る資格はないな。

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今の世界ではインターネット政治にも多大な影響を与えるわけだが,SNS では知性理性より感情が先立ってしまうので,このままでは衆愚政治の蔓延は避けられない。そこでインターネットに知性を,という課題がある。

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技術者でも,「政治とは無関係のお花畑のような世界」で生きられると思っている人が少なくない。そんな世界はどこにもないのだが……。

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最近の日本政治状況,昔から言われ続けてきた「上からの民主化」の弊害が噴出している感が凄い。多くの日本人民主主義政治とは無関係でいたいという臆病さをいびつに共存させている。

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国民が選んだ首相を批判するとは何事だ」と怒っている人に限って国民が選んだ元首相を罵倒していたりするのは面白い。自分の気に入った首相が貶されるのは許せん,という感情を適当に飾り付けるとこうなる。

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政治が難しいのは,優れている人物が指導すれば上手く統治出来る,というものではないところ。どんなに頭が良くても大衆が支持出来なければ社会は不安定になる。平凡でも,大衆が支持したくなるような人物であればそれはそれで政治家として一つの長所を持っていることになる。

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その時代を支える新しい思想みたいな芯がないと理想主義はまとまらないので,今のような時代状況だと必然的に保守主義的な政党が強くなり,それ以外は分裂する傾向にある。要するに,今我々がどこに向かうべきなのかを強く語れる人間がいなかったことが問題の本質。だから社会は立ちすくむように保守化する。

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正直,GAFAM の創業者達は自分の創った企業が実際にここまで巨大になり政治と対立するようになるとは思っていなかったのではないかとすら思う。それはそれで想像力の欠如なのだが。

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GAFAM のような企業に共通する欠点を挙げるなら,「哲学」が弱いこと。要するに,この企業がどう成長して,どう世界に寄与していくのか,究極的には国際秩序にどう関わっていくのかという思考に甘さが見える。この点において希哲社を凌ぐ企業は無いと思う。

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この「寄らば大樹の陰」という日本人の精神性は,特に戦後,欧米個人主義合理主義と比較され未熟さと考えられてきた。しかし,今その欧米が陥っている政治的混乱をみれば,個性や合理性をしばしば犠牲にする日本人の協調性が日本の稀有な政治的安定に寄与していることは疑いようがない。

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安倍さんが吉本新喜劇に出演したことで,また「お笑い政治」に関する議論が盛り上がっているな。私はお笑いを「反権威」と規定するのはあまり賛成出来ない。お笑いというのは,笑いを追求していった結果として権威の欺瞞性を暴いたりするものであって,「反権威の道具」ではない。

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最近の政治問題に関して,私は政治家というより思想家の責任が大きいと思っている。与党にも野党にもこれといった指針が無い,ゆえに何となく保守化していく,という状況がここ数年,世界共通の政治情勢としてあるが,じゃあ政治家個人にそれを打破するアイデアを出せというのは,いくらなんでも荷が重いだろう。政治に限らず,大局的で画期的な思想を本職の思想家ですら語れない時代なのだから。

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ただ,それ自体は当たり前といえば当たり前の現象なので,本来はそれに合わせて政治への信任度を調整していく必要がある。現代政治の問題は,「政治の重要性が低下していくのに政治の権限・権威は一定」ということにあって,政治家を目指す優秀な若者が少なくなり,国民は乏しい人材の中から消去法でしか代表者を選びようがない状況に置かれる。

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政治大衆が大衆の感覚で行うのが一番良い」と言う者は,「自分の身体のことは自分が一番よく分かっている」と言いながら病気を悪化させる患者に似ている。

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ネット世論政治を揺るがす時代,本気で考える必要があることに,「ネット言論の参加資格と参政権の整合化」だ。ネットを使うことで,外国人が身分を偽って国政に影響を与えることが出来てしまう問題,というのはすでに強く認識されているが,参政権を認められていない子供がデマなどの媒介になっている問題はあまり認識されていない。

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