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{文字 K#F85E/A81F}

もじもんじ

言語表記するため体系的に用いられる記号。またその体系文字体系

ラテン文字漢字典型例だが,広義には点字のように必ずしも視覚によらないものも含む。また情報処理では,+/ のように一般に文字ではない記号符号認識されているものや,制御文字のような機械のための符号含めて文字交度コード扱える情報最小単位文字呼ぶことが多い



文字もじ」という

現代日本語では単に「」といえば文章文法上,「」といえば文字指すことが多いが,元来」とは模様の意で漢字最小構成要素を指す語でもあり,「」は「」を含んでいることから分かるように組み合わせた派生的な漢字のことだった。「漢字における」を意味する語が文字一般を指すようになったと思われる。

漢字音から考えて古くは「もんじ」と読んだ思われるが,現代では通常もじ」とみ,「もんじ」と読むのはある種の熟語(「一文字」「十文字」)仏教用語(「不立ふりゅう文字」)など特殊な用語限られる