{種斂}(1)

{種知 K#F85E/969B}

「種知(しゅち,seedent intelligence)」は宇田川の造語。

種子のように自発的・拡散的な性質をもつ(種在する(#F85E/A-E9E8))知性の事。種子が拡散するように,種知もまた自らを高める事で自然に拡散しうる事から,「上からの指導」になりがちな現代の「啓蒙」を「自発の促進」に転換する概念としても用いる。

ちなみに,厳密な意義は異なるが「種智」は仏教用語として長く使われており,空海(774年-)が「綜芸種智院」の名称に採用するなど,日本文化にも深く関わっている。漢字文化の蓄積として参考にしたが,仏教用語ではない。