{あれ K#F85E/5B28-25EE}宇田川浩行 話題性というと,実は結構前からゆたぼんさんには注目していた。小学生でも一言物申したくなる「つっこみやすさ」って,ネット受けの究極みたいなところがある。昔でいうと先行者に近いものがあるかも。
{あれ K#F85E/5B28-65EF}宇田川浩行 正直,ゆたぼん君の話題性だけは羨ましいなと思う。世の中,話題性を追えば薄っぺらくなるし,質を追えば気軽に話題にしてもらえなくなるしで,本当に難しい。まあ,地道な研究とかやってる多くの人が同じことを思っているだろうけど。
{あれ K#F85E/5B28-EF34}宇田川浩行 そういえば,不登校の YouTuber に大人達が口汚く稚拙な言葉で「立派な大人」を語っている光景と,「愛国者」を名乗る人達が汚く稚拙な日本語で「美しい日本」を語っている光景はよく似ていて,ちょっと切ないものがある。人は鏡を見ないものだ。 (1){あれ}
{あれ K#F85E/5B28-E698}宇田川浩行 ゆたぼん君に集まっている批判の多くが「宿題が嫌」という動機を問題にしているのだが,私はここは文字通りに受け取るべきではないかなと思っている。あの年頃で,自分が社会に対して抱いている違和感って上手く言葉に出来なくて当たり前なので,本人にはもっと複雑な感情があるかもしれない。まあ,ないかもしれないが。
{あれ K#F85E/5B28-6689}宇田川浩行 ゆたぼん君と彼への世間の反応を見ながら,自分は本当に奇特な人生を送ってきたんだなと,これまで以上に生々しく感じている夜。この時代になってもこれだけ「学校に行って協調性を身につけるのが大切」みたいな考え方をする人が多いのだから,そりゃあ,人と違うことするのは難しいわけだな……。
{あれ K#F85E/5B28-7BD8}宇田川浩行 ゆたぼん的な生き方が批判されるのは当たり前で,それを社会が肯定すべきだというなら学校教育の存在意義から再定義する必要がある。これはゆたぼん君に与えられた然るべき試練だし,これを乗り越えられない根性なら早く「更生」した方が彼の人生のためだ。私は社会に肯定されるようなことをやってもつまらんと思う子供だったので,誰が何と言おうと自分がやりたいことをやった。
{あれ K#F85E/5B28-2A12}宇田川浩行 ゆたぼん君のような強烈な自我と自由への志向を持った子供が,情技(IT)による知識産業の開拓に目覚めて,いわば「知我合一」とでもいうべき境地に達した時,そこには21世紀最大の可能性がある。それこそ現代の海賊王である。
{あれ K#F85E/5B28-9266}宇田川浩行 情技(IT)なんか,そういうはみ出し者のためにあるような世界だと思う。学校に真面目に行って,たくさん教科書通りの勉強をしたから良い物が出来るわけではないのがこの世界で,それゆえに日本は苦しんでいるわけで,ゆたぼん君のようなかぶき者こそ情技を学ぶべき。