デルンの最適化の準備として始めた「識別子統一」を希哲13年6月9日考案した訳語「理腑」を使って置き換えた語。意義の大きさを踏まえ「大理腑」とした。
これに合わせて直近のデルンの最適化作業を「大最適化」と呼ぶことにした。
デルンの最適化の準備として始めた「識別子統一」を希哲13年6月9日考案した訳語「理腑」を使って置き換えた語。意義の大きさを踏まえ「大理腑」とした。
これに合わせて直近のデルンの最適化作業を「大最適化」と呼ぶことにした。
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}{技術的負債}{dg_see()}{希哲13年12月1日の開発}{希哲13年11月30日の開発}{DGDBI}{出場操作}{希哲13年11月30日の進捗時限}(21)今日は昼過ぎに起き,墓参りに出かけるなどした後,普段通りの進捗速度で仕事をし,今後の方針についてあれこれ考えた。解放感もあり,体調・気分ともに良好だった。
最終追い込み週間では,その名の通り限界まで自分を追い込みたかったため,楽観的なことはあえて考えないようにしていたが,実はそこまで余裕が無いわけでもない。今月一杯はこのまま開発に専念するという選択肢も取りうる。20日までには結論を出す。
この一週間の反省点として,やはり前縁開発を侮り過ぎていた,ということが第一にある。特に JavaScript は昔から好きな言語ではなかったため,ウェブを戦略上重要視しているにもかかわらず,何となく深入りを避けてきてしまった。この意識を変えざるをえなくなった。デライト再公開に向けて避けて通れない課題と認識すべきだろう。
Cμ が到達した水準に比べると,νS や Aejs も含めて希哲社の前縁技術は構想先行で未熟過ぎる。期待以上の成功を収めた大理腑・大最適化に対し大理容が遅々として進まない第一の理由だ。これらも世に乱立する前縁技術を一掃出来る水準まで高めたい,という意欲が湧いてきた。これは一週間の成果があってのものだから,結果的に展望は悪くない気がしている。
最終追い込み週間最終日。初日から20歩,23歩,27歩,25歩,25歩,30歩と来て今日の進捗は32歩。1週間の目標192歩に対して,最終的に182歩の進捗だった。夜はとっくに明け,もう18日の朝だが,かなり理想化した目標だったため,ここまで出来たのは自分で少し驚いた。
しかし,内容はまるで理想とは異なり,デライト再公開は遠かった。この期間,よく「泥沼」という言葉を思い浮かべていたが,こと前縁に関しては準備不足と経験不足を痛感した。HTML や CSS はともかく,JavaScript 関連の調査や不具合の修正には多くの時間を費した。
大理腑・大最適化の「奇跡的」な成功体験に囚われていたが,それ以前に Cμ に費した莫大な時間を考えれば,ずっと後回しにしてきた前縁の大理容が難しいのは当たり前だった。引き放ち式や吹き描きの導入などで,大理容当初の想定より完成形の理想が高くなってしまったというのもある。
結局,大きな進歩があったのは νS や Aejs といった基礎技術で,これらに関しては,このわずか1週間で飛躍的に改良が進んだ。これが良かったのか悪かったのか,現時点では何とも言い難い。デライトの完成を最優先してこれらを等閑にすれば中長期的に問題が出てくるのは間違いないだろうが,あまり悠長なことを言っていられる状況でもない。
少なくとも,決死の覚悟で臨んだ目標を達成出来なかったという点では,この日が希哲館事業にとって「敗戦の日」であることを否定出来ない。あらゆる意味で今の自分の限界を思い知ったが,それだけに思い残すこともなく,どちらかというと清々しい気分ではある。困難を知ることでデルンの有難味もより強く感じたりした。
これから20日までの3日間で生活律動を取り戻し,体力・気力を回復させながら,反省を踏まえてじっくり今後の方針について考えたい。