あいちトリエンナーレ2019騒動

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲13年(2019年)
08月03日 13:50
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
この描出は「素描」です。

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あいちトリエンナーレ2019騒動で,関係者にしつこく「謝罪」を求めている人が韓国に対して「いつまで謝罪すればいいんだ」と言っているのを見ると,これが人間だなあ,という感じがする。

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さらに,天皇を扱うことの問題を強調すればするほど,それを事前に知っていて見過ごしたことの軽率さが強調される。百歩譲って,批判に折れたことを不問としても,普段いかに適当な態度で言論に関わっていたか,という不信感はさんに付きまとう。私の中でも彼の格は数段落ちたし,味方よりもが増えただろう。そういう意味で完全な悪手を打ったなと思う。

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東浩紀さんがこのような態度を取ったことの何が問題かと言えば,結局,その時に力の強い人が「馬だ」と言えば,鹿を見ても馬だと言える人なんだ,と思われてしまうということ。そんな人間の「言論」を評価出来るかという問題。そういう意味で東さんは致命的な汚点を残したと思う。

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だからこそ,普段彼らに批判的な私のような人間でも,ちょっと擁護に回ったわけだ。虚偽情報も含めて煽られた民衆が暴力的に個人を追い詰める,ということは決してあってはならない。ところが,無関係の私が火事場に入ってみたら,さんは長い付き合いのある津田さんを残して逃げている。これは流石にどうかと思う。

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東浩紀さんの表明の中心にあるのは「恐怖」なのだと思う。小難しい話を書く仕事をしている人なので,一見それらしく見えるが,やはり保身が透けて見える。もちろん,妻子のある身で「怒り狂った大衆」に敵意を向けられている,というのは単純に危険を感じる状況だろうとは思う。

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東浩紀さん,あいちトリエンナーレ2019騒動に関しては失敗に失敗を重ねている感が否めない。今回の問題では,肯定するにせよ否定するにせよに踊らされてはいけない,その時点でいかなる言説も正当性を失なう,ということを言うべき。ましてや思想家なら。

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あいちトリエンナーレ2019騒動でもつくづく感じたことだが,人間って本当に矛盾に満ちた存在だ。肯定する方にも批判する方も常に矛盾を抱えている。その矛盾がつっかえて対立になっているわけで,それを丁寧にときほぐし,新しい段階へ導く「弁証法」が必要とされている。

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あいちトリエンナーレ2019騒動で「日本人名誉を傷付けられた!」なんて憤慨している人がアメリカの侮辱的な行為に黙り込んでいるのを見れば,どう取り繕っても,その実体がただの弱い者による弱い者いじめなのは明らか。要は鬱憤晴らし。ただ,その鬱憤がどこから来ているのかは考えなければならない。

出力論組プログラム虎哲*イチ 1.01
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