希哲14年7月8日の日記

描主宇田川浩行K#F85E
上描き希哲14年(2020年)
07月08日 23:25
下描き希哲14年(2020年)
07月08日 17:26
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

天気の悪い日が続くものの,まだ調子は保っている。天気予報を見る限りしばらくはこんな日が続きそうだが,晴耕雨読で謂うところの重要時期なので丁度良かったかもしれない。

しかし,こう天気不安定だと生活律動は狂いそうだ。今日も,どうせ曇りだろうと思って作業の時間を多めに取るつもりだったが,夕方頃からあっさり晴れていたので急遽散歩に出た。これならずっと雨の方がまだ落ち着く

その散歩で,何気なく書店に立ち寄ってみた。世相を感じ取るため,書店に並んでいる本をざっと眺めてみる,ということをたまにしていたが,そうしてあまり良かった記憶が無いこともあり久しぶりだった。

相変わらず,日本の書店には,日本を変えようとか世界を変えようとかいうは少なく,そこそこ金持ちやそこそこの有名人になって楽しく暮らそう,変化する世の中に合わせて賢く立ち回ろう,というような本ばかりが目立っている。インターネット革新を起こしてやろうという本は見当たらないが,ブログだの YouTube だので上手く金を稼ごうという本はたくさんある。

こういう光景を目にして,昔の私はまさに怒髪天を衝くという勢いで怒り狂っていたのを思い出す。なぜ日本人はこんなに志が低いのか,どうせ持つならもっと大きな夢を持て,お前らのせいで日本衰退していくばかりじゃないか,というわけだ。こういう本を書く人間のことも読む人間のことも,おぞましいものを見るような目で軽蔑していた。

しかし,いまや「普通の人」の人生ほど苛酷なものはなく,大志など贅沢品なのだ,ということを流石に私もこの歳になって悟りつつある。SNS での金配りに「ギブ・ミー・チョコレート同然に群がる日本人も,この手のに救いを求める日本人も,みな希望に飢えている。日本は今,精神において焼け野原だ。

大志を抱くほどの余裕もないが,平凡でもいられない,という人々の苦しみ理解出来ず,寄り添えない者にも世の中を変えることは出来ないだろう,と思えたことに自分の成長を感じた。

「なんでもメモ」サービス、デライト公開中!
https://dlt.kitetu.com
出力論組プログラム虎哲*イチ 1.01
制作・運営:希哲社
© K1-13 (2007-2019) KiTetuSha