出振るいと一通りの手定め・調整を終え,ダークテーマ実装が一段落した(22歩)。実質的な機能公開は設定ページのテーマ切り替えボタンを解放した24時45分頃。
元々持ち辺が高くなかったこともあり,早くて機能公開は一週間後,満足出来る品質に達するのは数ヶ月後かという感覚でいたが,昨日「暗いデライト」の真価に気付いて集中的に調整を進め,ほとんど理想的なダークテーマが出来てしまった。今後は実際に使いながらの微調整程度で十分だろう。
ダークテーマの有用性については個人差・環境差が大きいが,それだけに選択肢が出来た意義はデライトにとって大きい。装体整理兼ダークテーマ実装を通して装体書の全体的な見直しが進んだことも大きな収穫だった。
初期設計の時点で想定していなかった付徴で決して早くはなかったものの,今のデライト自体の成熟度や私自身の経験が無ければここまで効率的に作業を進めることは出来なかったので,最善の時期に実装出来たと言える。特に,最近 filter
を使いこなせるようになっていたおかげで,画像素材を全く弄らずに済んだのは助かった。
各種ウィジェット,デラング記法,<table>
関連要素,小窓,ドラッグイメージ,警告・違了表示,埋め込み利素なども含めて,思いつく限りの装体に対応済み。埋め込み利素については,そのままではダークテーマとの相性が悪い Mermaid と埋め込みツイートに対応した(Mermaid の様子)。
とりあえず,404
や 403
も含めて動的に生成されるページでダークテーマが有効になるようにしている。そのうち,捌き手が .drk
を付けなくても Aejs が補完するようにする。
現時点で想定していたよりずっと広範囲に細やかな対応が出来,十分実用に足るものになっている。
1月30日の開発で出来ていたテーマ切り替えボタンの機能・見触れもやはり理想的だ。
予定通り録入り中は設定ページの <main>
右肩に,録落ち中はメニューに表示するようにした(設定ページの様子,扉の様子)。メニューでの表示は録落ち中の扉と検索ページに限るつもりだったが,意図せず,録入り状態にかかわらず文書ページでも表示されたのをそのままにしておくことにした(文書ページの様子)。修正しようかと思ったが,初心者にとっては気付きやすく,慣れた用者の邪魔になるものでもないので,悪くない気がしてきた。手定めにも都合が良い。