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{希哲13年8月17日の日記 K#F85E/5B28-64D9}

最終追い込み週間最終日。初日から20歩23歩27歩25歩25歩30歩と来て今日の進捗32歩。1週間の目標192歩に対して,最終的に182歩の進捗だった。夜はとっくに明け,もう18日の朝だが,かなり理想化した目標だったため,ここまで出来たのは自分で少し驚いた。

しかし,内容はまるで理想とは異なり,デライト再公開は遠かった。この期間,よく「泥沼」という言葉を思い浮かべていたが,こと前縁に関しては準備不足経験不足を痛感した。HTMLCSS はともかく,JavaScript 関連の調査や不具合の修正には多くの時間を費した。

大理腑大最適化の「奇跡的」な成功体験に囚われていたが,それ以前に に費した莫大な時間を考えれば,ずっと後回しにしてきた前縁の大理容が難しいのは当たり前だった。引き放ち式吹き描きの導入などで,大理容当初の想定より完成形の理想が高くなってしまったというのもある。

結局,大きな進歩があったのは νSAejs といった基礎技術で,これらに関しては,このわずか1週間で飛躍的に改良が進んだ。これが良かったのか悪かったのか,現時点では何とも言い難い。デライトの完成を最優先してこれらを等閑にすれば中長期的に問題が出てくるのは間違いないだろうが,あまり悠長なことを言っていられる状況でもない。

少なくとも,決死の覚悟で臨んだ目標を達成出来なかったという点では,この日が希哲館事業にとって「敗戦の日」であることを否定出来ない。あらゆる意味で今の自分の限界を思い知ったが,それだけに思い残すこともなく,どちらかというと清々しい気分ではある。困難を知ることでデルンの有難味もより強く感じたりした。

これから20日までの3日間で生活律動を取り戻し,体力・気力を回復させながら,反省を踏まえてじっくり今後の方針について考えたい。