しばん【始判】シェル スクリプトにおけるシバン(shebang)。スクリプトの先頭行に記述し,解釈系(インタプリタ)を指定する文字列。開始と判別のためのものであるため「始判」の字を当てた。
宇田川浩行考案。
伝統的に実行可能バイナリしか記述出来ないが,Minix と2.6.27.9以降の(binfmt_script.c が修正された)Linux ではスクリプトの指定が可能になっている。
miserable notation
希哲11年6月21日,SLFS 試作版2号の開発中,素繰り(スクリプト)の内容を cat で連結出力した際,区切りが分かり辛い問題に対処するために考案。
素繰りの末尾行に終判(sheping) #? を置くことで,連結させた時に自然に行間が空き読みやすくなる。これが本来の目的であったが,単体で出力させても駒触れとの行間が空き読みやすく,末尾から素繰りであることが分かるため,出力を遡って確認する際も読みやすくなる。さらに,末尾行の目印になることで適当に編集していると末尾の改行が無駄に増えがちな問題も無くなり,素繰り全体を美しく整えやすくなる。
この記法で素繰りを連結した場合,#? の次行に #! が来る形になり,ヴィクトル・ユゴーの手紙を連想させることからレ・ミゼラブルと,貧弱な環境での工夫ということからミゼラブル(哀れな)記法と名付けた。
shell script
作業記録という側面もある。