希哲12年11月7日のツイスト

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲12年(2018年)
11月07日 08:57
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
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一覧

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こうしてみると,本当に私の政治思想綜道尾派)は「左右の彼岸」という感じだな。部分的には極左に見えるところもあるし極右に見えるところもある。議論が単純化されがちな近年では難しい立場かもしれない。

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そのようなことが出来る先進国日本くらいなもので,それこそ私が希哲館事業の本拠地として日本を重視している理由だ。将来的に世界平和に向けた各国への援助,紛争調停を展開するには,日本の安定性と希哲館の理念が不可欠だと思っている。地球上の全ての人々が,日本人のように自国で平和と豊かさを享受出来ればいい。日本の移民政策はそれを究極的な目的にすべき。

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日本の移民政策は,一線を引いた保護・援助の方向性で進めた方が良いと思っている。例えば,火事で住むところを失なった人がいたら,一時的に預かって自分の家のために働いてもらったり,自立を助けたりすればいい。そういう人に自家への忠誠を誓わせては放火してまわっているような移民国家がそんなに素晴らしいとは思わない。

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移民,つまり価値観を共有していない他者を無制限に迎え入れれば必然的に国家の結束を弱めることにつながる。そもそも,アメリカ型の移民社会というのはマフィアの一家みたいなもので,はぐれ者を集めて力にしているところがある。それは国外の平和との利害不一致につながる。国内に無理矢理多様性を作るより,国外に多様性を作って助けあった方が良い。世界は広いのだ。

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ちなみに私は,移民受け入れに関しては昔から慎重な立場で一貫している。理由は簡単で,民族合い所(アイデンティティ)を超越する価値観が定着していない段階での「多様化」はそもそも国家というものの存在意義と矛盾するから。国境を無くせないのに民族の境は無くせると思うのは幼稚な夢想に過ぎない。

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多くの人が勘違いしているが,民主党下院を取ったことでトランプ弾劾に繋がる可能性がある,というのはあくまでも民主党が各種疑惑の追求を主導出来る立場になり,世論を弾劾に向けて動かす可能性があるから。制度上,弾劾発議出来るかどうかというのは実はあまり関係がない。民主主義での弾劾なんてそれなりの多数派が同意しなければいけないのだから,いずれにせよ超党派の流れになる。重要なのは,その流れを作れる立場になったということ。

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なぜ経済政策で成果をあげていたビル・クリントンの不倫があそこまでの問題になったのか,なぜオバマ大統領の誕生があれだけ画期的なこととして祝福されたのか,そういうことを少しでも考えたことがあれば,国家元首が単なる「仕事人」ではない,ということくらい分かりそうなものだが,分からない人の多さをナメていた。

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日本でいえば,その意味での最大の知恵はもちろん天皇という存在なのだが,歴史の違いを考えると,アメリカ人がそれを学ぶには数百年かかるかもしれない。つい2年前に大統領候補者が唾を飛ばして幼稚な罵りあいをしていた時点で,アメリカの政治が壊れているのは明らかだった。

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特に国の頂点に立つような政治家は,その人格も含めて国家全体をまとめる象徴として機能するものなので,一部の集団の利権を追求する私企業の経営者とは全く役割が異なる。それは,人類が権力闘争に明け暮れた歴史から学んできたことなのだ……という,知識層が語るまでもないと思っていた認識が,実は大衆には全く共有されていなかったという問題。

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近年の各種選挙政治リテラシー教育の問題を痛感したのは,かなり多くの人が,政治家とは「仕事が出来ればいい人」だと言っているのを見た時。典型的には「実業家出身だから経済を何とかしてくれそう」とか。古代からなぜ「」と「」という概念が区別されてきたのか,など考えるとかなり危険な考え方だったりする。

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そのために鍵となるのがデルンで,そのサービス公開を調子に乗って来月1日にしてしまったので,開発作業に戻らなければならない。

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そう考えると,今回のアメリカ中間選挙は,希哲館にとっては理想的な結果だったのかもしれない。保守リベラルともに課題を残した形で,この対立・分断を乗り越える方法を求めざるをえなくなる。そこに希哲館が現われる。これまでの選り人(エリート)政治でもなく,感情に身を委ねる政治でもない。大衆が知を武器とする希哲民主主義の時代の始まりを告げる。

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かつてのアメリカにとってヒトラーがそうであったように,いまの日本ならトランプを乗り越え,その先の時代を他国に先駆けて開拓出来る。その演出のためには,どうしても当代一流の敵役としてのトランプが必要だ。何らかの原因で死ぬか自発的に辞任でもしない限り,彼が確実に大統領を続けられるのは今後2年,この間が勝負だ。

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この中間選挙を見越して私は一夜革命を準備してきたわけだが,これで今後の戦略がかなり明確になった。ねじれ議会アメリカ政治が混迷を深めるのはまず間違いないので,疲弊させておいて日本の改革を進め,最終的に希哲館が主導する日本がトランプ政権にとどめを刺す。日本は史上初の超大国となり,希哲館国際連合にかわる国際秩序の大黒柱となって世界の「希哲民主主義」化を指導する。

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で,この「言葉足らず」がなぜ起きるのかというと,結局はマスコミの作り手と受け手の文化的格差が拡がっていて,作り手が大衆目線で物事を見れなくなっているからなのだと思う。大衆が情報のどこに引っかかりを感じるのか,理解出来ていない作り手が多い。

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さっき,NHK でも「民主党下院奪還が確実」という情報が出たのだが,その時,画面には共和党の方が獲得議席数が多い開票速報が表示されていた。案の定,開票の進みには地域差(つまり支持層の差)があるということを知らずに,共和党に有利な中盤(内陸部)の結果だけを見て「マスコミが願望を垂れ流している」などと批判している者も散見された。そこで一言「西海岸の開票を残しているから」と説明すれば印象は大分違うだろうに。

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以前も似たような長文を書いたのだが,マスコミ不信って虚偽よりも些細な「言葉足らず」で増幅している面が大きいと思っている。例えば,前回の米大統領選挙でも,「マスコミが予想を外した」「世論調査はあてにならない」などとヒラリーが300万票近く多く得票した(つまり多数派の支持を得た)事実を知らずに言っている人が非常に多い。大統領選挙は複雑で,単純に国民の支持をより多く得た方が勝つというものではない。

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予想を覆して共和党が上下院を制してくれれば,あの煮え切らない大統領選挙以来,初めてトランプ政権が明確に民意の裏付けを得たと言えるわけで,私は何の遠慮もせずトランプをだしにアメリカ批判が出来るようになる。

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トランプが当選した時,私はこれでようやく「アメリカ時代の終わり」を語れるようになったと思った。ところが,総得票数ではクリントンが大差で勝っていて,その後の各種世論調査でも不支持率が支持率より高いという異様な状況がずっと続いてきた。しかもロシア疑惑があり,トランプ政権の正統性には疑問符が消えなかった。だからトランプをアメリカの代表者として気持ちよく批判しきれなかったという経緯がある。今回の中間選挙ではその辺はっきりさせて欲しいのだが……。

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要するに,希哲館がやろうとしているのは,これまでの知的権威の手が届かない知識産業の体系化を成功させ,比類なき富を生み出し,そこに全ての人々が握接(アクセス)出来るようにすることだ。

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希哲館は「知る義務」を希哲民主主義の中核概念として掲げている。知ることが義務でありうるためには,誰もが知るための能力を有している必要がある。そこでデルンが重要になる。

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伝統的な知的権威の問題は主に二つある。一つは,知識の裏付けとなる産業構造の変化に対応出来ていない,つまり,知識産業への適応が不十分であること。もっと具体的に言うと「詰め込み教育」では答えを出せない問題が増えていること。もう一つは,大衆への説明力不足。これまでの「賢い人」たち同士でしか分からない表現に固執していると,大衆は知への不信感を増幅させる。

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希哲館は,「普通の人」が反知に陥いることなく,知を武器として立ち上がることを支援するという立場で一貫している。知的権威主義反知性主義はともに希哲館の敵だ。ここにソリューションとしての希哲館事業の唯一無二の価値がある。

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昔の『ドラゴンクエスト』みたいな,古典的な JRPG の魔王的存在を現代に置き換えると多分トランプに近くなるのだろう。希哲館事業を支える希求主義(questicism)のイメージはもともと JRPG 的な「壮大な冒険物語」だ。トランプの出現によって役者が揃った感があった。主人公以外は。

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家族ぐるみで犯罪まがいの商売をして富を築き,人々の無知憎悪を利用して世界最強の権力を得た,知性も品性も無い肥え太った老人。いまどき漫画家でももう少し捻るだろう,というくらい典型的な悪役。ヒトラーと同一視するのはヒトラーが可哀想になるくらい無能だが,時代の悪の象徴としてはヒトラーに全く引けを取らない最高の逸材。それがドナルド・トランプという男だ。

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アメリカ中間選挙,正直いうと「民主党の勝利」に終わるのは希哲館にとってあまり望ましいことではない。トランプ政権は希哲館にとって打倒すべき敵ではあるが,百年に一度現れるかどうかという有り難い敵役でもある。長年希哲館が批判してきたのはリベラルの「知の肥満」で,その無能が生んだ「暗愚の枢軸」ことトランプ政権を倒し,新しい時代の象徴となる。これが理想の筋書だ。だからトランプにはまだ負けて欲しくない。

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