想品(ソフトウェア)開発というものを真剣に考え取り組んできた人なら分かると思うが,新しいアイデアを形にしたような想品を複数人で作るのってほぼ無理だ。依存する人が増えれば増えるほど,繊細さが消えていき,つぎはぎ感が出てくる。
私がなぜ盤本(プラットフォーム)開発にこだわるのかといえば,学校生活に馴染めないくらい既成の秩序の中で生きることが苦手だからであり,明らかに普通の日本人とは異なる個性と動機を持って想品(ソフトウェア)開発をしている。
「学堂方式(the Academy model)」は宇田川の造語。
「伽藍方式(the Cathedral model)」や「バザール方式(the Bazaar model)」に加えて提案したもの。
長らく「知の共有を重視する」という漠然としたイメージだったが,希哲13年3月20日,これが「個人知の完結性」で定義出来そうなことに気付いた。つまり,学堂方式では一定の体系性を持った個人知の相互作用を重視する。
これが可能になったのは,輪郭法設計,デルン,交度英語などで個人が司組の全体を捉えられるようになったことが大きい。
何度か言っているが,想品(ソフトウェア)開発なんて,良い目的があってそれに向けて蓄積を重ねていけば成功しないわけがない。良い目的を見つけることが出来ないか,それに向けて不屈の努力を続けることが出来ないか,あるいはその両方で想品開発は失敗する。
想品(ソフトウェア)開発において,相振り(アプリケーション)の存在は大きい。私が自分で開発した論組(プログラミング)言語や応司(OS)になぜここまで揺るぎない自信を持てているのかといえば,デルンによる情報管理がこの上なく強力で,そのデルンを支えている技術だからだ。
宇田川の造語。
OS に代表される最低抽象層(地)とクラウドに代表される最高抽象層(天)を同時に開発すること。
当初からの希哲社の事業戦略を「天地開闢」にかけた語。希哲11年7月25日考案。
希哲社では,希哲6年のデルンの実用化から希哲11年7月5日のSLFS への完全移行によって天地開発体制が確立した。