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{当努〈ToDo〉と奉努〈ベスト エフォート〉 K#F85E/188F}

数ある訳語の中でも,小気味いい感じで最近気に入っているのが「<ruby><rb>当努</rb><rp>(</rp><rt>とうど</rt><rp>)</rp></ruby>」と「<ruby><rb>奉努</rb><rp>(</rp><rt>ほうど</rt><rp>)</rp></ruby>」だ。

当努は「当面努力」といった意味合いで,「ToDo(トゥドゥ)訳語だ。ToDo は英語で「やること」を意味し,比較的短期間のうちにやっておくべきことを指す。そのような情報管理する<ruby><rb>想品</rb><rp>(</rp><rt>ソフトウェア</rt><rp>)</rp></ruby>などでよく使われる用語だ。これを「当努」と表現するとより直感的で日常的に使うのが楽しくなる。

一方の奉努は「努力の奉仕」ぐらいの意味合いで,「ベスト エフォート(英語:best effort)訳語だ。ベスト エフォートというのは直訳すれば「最善努力」となるが,品質保証をしないサービスなどに使われる用語だ。エフォート(努力)を模して「ほうど」と読む。これもなかなか使いやすく楽しい。