失敗

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲8年(2014年)
04月09日 20:34
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
この描出は「素描」です。
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考えてみれば,12年以上もの間,私は十中八九以上失敗するだろうと思って希哲館事業に打ち込んできたんだな……これでも上がった方で,最初は万が一にも成功しないと思っていた。

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厳密に同じ思想とは言えないものの,画表(グラフ)構造出与えデータ)を管理する,という意味では BTRON実身/仮身システムがある。これは普及にこそ失敗したが,いまだに一部愛好者が存在する,という意味では類似例で最も成功したものと言えるかもしれない。そう考えると,実は東洋的な技術なのかもしれない。

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残るデライト課題は,「伝える努力」だ。人間,自分が伝わっていると思っていることの半分も実際には伝わっていないものなので,過剰なくらい何度も,分かりやすく伝えないといけない。学術的技術的高度製品失敗する原因は,たいてい開発者一般人感覚差にある。

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この前触れた C++nullptr もそうだが,static_cast という命名も C++ の失敗だと思う。ちなみに では to にしている。

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……つまり,デライト成否で全てが決する。日本人日本語で考え,自ら開発した論組(プログラミング)言語で,世界初の実用的な知能増幅(IA)技術を世に出す……これが失敗した後,同じような望事プロジェクト)が再び日本から出てくることを想像出来るだろうか。

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大人になるまで気付かなかったが,ここまで独自路線柔品(ソフトウェア)開発が出来るというのは,アラブの王族並みに贅沢な環境だ。失敗は許されないし,これで失敗したら全国の開発者に殺される。というか私がむかつき過ぎて自分を殺すかもしれない。いくらなんでもここまで来て失敗したら人類史上最高無能の謗りを免れない。

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しかし,これだけ機会に恵まれていて失敗したらもう笑えないな。

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しかし,画表(グラフ)構造を利用して,誰でも簡単に頭脳を無限に拡張したような感覚で情報を扱えるようになる,というサービス開発するのがこんなに難しいことだとは思わなかった。大きなを越えた,と何十回思ったことか。ザナドゥ計画WinFS失敗するわけだ……。

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多くの日本人経営者は,これだ,という核心的な事業領域を一つに絞ることが出来ない。どうしても失敗した時のリスクを考えて分散志向になる。だから大きな失敗もしないが大きな成功もしない。

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Pawoo はよくやってるな,と思っていたのだが,逆に言うと,頑張り過ぎていたんだろう。私が Mastodon を始めた時,これはいかに手を抜くかだな,と思って「脱力系インスタンス」なんて概念を提唱したりしていたが,Mastodon に力を入れ過すぎたところから失敗していく印象がある。

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デルンは「世界初の実用的な知能増幅技術」を謳っているが,これは散々論じてきた通り,そのまま世の中に受け入れられるとは考えにくい。簡単な話,私はそういう性質の技術がことごとく失敗してきたのを知っているから。

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これは私がデライト開発しながら反面教師として意識し続けていることでもある。とにかく,まだ世界で誰もやっていないことに全力を注ぐ。失敗すれば何も残らない。だからといって恐る恐るでは何も成らない。今の日本には,そういう挑戦必要なのだと。

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そうすると,「失敗」を繰り返しているはずなのになぜか素晴らしい展望が見えてくる。危険な山登りみたいなものかもしれない。

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東浩紀さん,あいちトリエンナーレ2019騒動に関しては失敗に失敗を重ねている感が否めない。今回の問題では,肯定するにせよ否定するにせよに踊らされてはいけない,その時点でいかなる言説も正当性を失なう,ということを言うべき。ましてや思想家なら。

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7pay 問題,実際に自分でそれなりの柔品(ソフトウェア)開発を主導した経験があると笑えないものがある。デルン開発は奇跡的に上手く行っているが,成功失敗紙一重。それくらい柔品開発は難しいもの。

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