家庭用路定機の設置場所についての検討の結果,作業場から有線で繋げられる範囲では限界があることが分かったため,SLFS でも使える無線 LAN 子機について検討。
Linux では情報が多いことが重要なので,Amazon の売れ筋から探し,TL-WN725N に次ぐ2位だった Archer T2U Nano を注文しておいた。安価で十分な性能を持ち,Linux での動作報告も比較的多く,評価もそこそこ良い。予め,必要なドライバが引装出来ることも確認済み。
以前から USB ポートの不足を感じていたため,USB ハブ(BSH4U25BK)も一緒に注文しておいた。
昔は Linux でも無線 LAN 子機をよく使っていたが,毎回下調べやドライバの引装が面倒な上に,ドライバのせいかよく壊れるので,SLFS では専ら有線 LAN だった。
とはいえ,いつまでも無線 LAN が使えないままにしておくわけにもいかない。ネット環境の選択肢を増やすためにも,これを機に無線化してみることにした。
Archer T2U Nano を Linux で動かすためには rtl8812au が必要らしいので,概ね以下の手順で引装・読み込み出来ることを予め確認しておいた。
$ wget https://github.com/abperiasamy/rtl8812AU_8821AU_linux/archive/master.zip
$ unzip master.zip
$ cd rtl8812AU_8821AU_linux-master
$ make
$ sudo make install
$ sudo modprobe -a rtl8812au
rtl8812au には派生版が多くあるが,一番多く参照されている aircrack-ng 版は make で躓いた。
あとは実機を挿して反応してくれれば設定の流れはなんとなく覚えているので何とかなるだろう。