起業

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲8年(2014年)
01月19日 19:27
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
この描出は「素描」です。
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そう考えると,私は本当に感謝してもしきれないような境遇だと思う。都心近くに田舎があって父親情技(IT)という最先端技術起業していて,年中夏休み状態だったのだから……。

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そういえば,起業で物凄く頑張っている従兄弟がいる。何かしら支援したいが,こっちもこっちで成功させないことにはな……。

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で,そのおじが昔情技(IT)で起業していて,私は幼い頃その会社に行った記憶がある。

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日本人の場合,リスクの伴う選択と集中一点張りみたいな起業は好まないので,どうしてもリスク分散的な多角化経営,成功例の模倣隙間産業的なものになる。要するに中途半端で,尖った製品が出てこない。

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起業における成功時の見返りの大きさは冒険の大きさに比例するので,大きなことをやろうとすればするほど,失敗時の迷惑も大きくなる。そして,大抵の日本人は失敗した時の心配をする。

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起業って,本質的に迷惑行為みたいなところがあって,日本起業文化が根付かないのは,そもそも「他人迷惑をかける可能性があることをする」ことをと考えて「真面目」に生きていたら起業なんか選択肢に出ないからだ。

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例えば労働問題にしてもそうで,「社畜」は嫌だから起業する,なんて人は少数派だ。大抵の日本人は「社畜」を軽い自虐語だとしか感じていない。彼らはそれに慣れるように子供の頃からずっと教育されてきたからだ。

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さっきも「鉄砲玉」の話をしたが,日本社会には機関銃を乱射するような起業よりも,一発に魂を込める狙撃のような起業が適しているのかもしれない。

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起業というのは,定式化された社会の生産活動を拡張する試みであって,多かれ少かれ社会利素(リソース)を消費する。だから起業家投資家は失敗に対する責任を負う。「誰でも気軽に起業出来ればいい」というのは一見良いことのように聞こるが,敷居を下げれば無駄玉が増える。

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少なくとも価値のある起業は失敗する可能性を必ず含んでいるし,どこかで他人に迷惑をかけることを許容しないと出来ない。結果的に成功すれば社会にとっては利益で,偉業ということになるが,日本人には踏み出す時点で倫理観のハードルがある。

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たまに思うのだが,日本人が根本的に起業に向いていない理由って,起業が本質的に「迷惑行為」だからなのだと思う。他人に迷惑をかけないようにという考え方で生きていたら起業なんてやりようがない。冒険のない起業なら失敗しないが,やる意味もないわけで。

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日本の情技(IT)業界の弱さには,技術者起業家精神を持っていないというか,基本的に「雇われ体質」であることが大きく関係している気がする。どう環境構築するか,どの技術にどれだけの時間を割くか,とか,そういう戦略的な要素に技術者自身が関わる権限を持っていないし,起業するなどして権限を持とうという者も少ない。

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……なんてことを書いた直後,この社長に対して「これでええ勉強になったやろ、簡単に会社を起業などするものではない。とね。大抵の社会人はそんなこと想像でも分かることなのだけど、社会人不適合者だったんだね」とのツイートを発見して考えさせられるなど。これが「一般的」な日本人の考え方だとすると,そりゃ起業出来ないわけだ。

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私も,計画したように仕事が回らなくて周囲に迷惑をかける,ということは経験しているが,本当に駆け出しの頃で,この手の「事件」とは比較にならないくらいの小規模だった。それ以来,他人を巻き込む仕事をする時は二重にも三重にも注意するようになった。でも,それを考え過ぎるとそもそも最初から起業なんて出来ない。起業とは,不確実性のある,つまり常に失敗する可能性のある事業を個人の責任で開拓することであって,それ自体は社会の発展に必要なこと。多かれ少なかれ「他人の迷惑」を必ず内包しているのが起業,というのが日本に起業文化が馴染みにくい理由の一つかもしれない。

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はれのひ社長,「撫力ブレーキ)を踏めない」性格という感じがする。勝てば官軍というか,実は,こういう失敗者の屍の上に一握りの極端な「成功者」がいる。成功すれば大胆と賞賛され,失敗すれば無責任と責められる。この人の場合,こういう失敗を小さいところで出来なかったのが不運だなと思う。

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