「編集用注釈を入れる」をざっとまとめて終了。
非技術者向けに「コメント」という概念をどう説明するか悩んだ結果,「編集用注釈」略して「編注」という翻訳語を暫定的に採用することにした。「コメント」は簡易マークアップ言語の用語としては紛らわしい場合が多々ある。
「込め言」の応用で「込め注」を採用しかけたが,見出しを見ただけでは意味が分かりにくく,結局「編集用注釈」と説明せざるをえない,というところで断念した。
「編注」は辞典にこそ見当たらないが一般に「編集者注」の意で使われている。見せるか見せないかの差はあるものの,その一種とは言えるので理解はしやすいかもしれない。
裏注,隠し注,覚え注,備忘注……などいくつか他の翻訳語も考えたが,まだ決め手に欠ける。