現在,「総合」を除くと扉描きは学問・技術・芸術・娯楽・時記・時事・人物・描書・描点で構成されている。これは,あらゆる話題の均整と調和を重視して決めていて,もちろん常に改善を考えている。
これを眺めていると気付くのは,「話題の偏りを認知しやすい」ということだ。描の更新頻度で,自分の関心の偏りが分かる。
昨今のユーザー インターフェイス(UI)は,パーソナライズなどといって個人の趣味に最適化するのが主流なのだが,考えてみるとこれにはユーザー自身にとっても「関心の偏りを認知し辛い」という欠点がある。
扉描きはメニュー画面の構成法にも応用できるかもしれない。利使用者便益デザイン(UBD)の観点からも興味深い。