希哲学

描主宇田川浩行K#F85E
上描き希哲11年(2017年)
11月14日 01:08
下描き希哲7年(2013年)
04月13日 16:05
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

希哲学(きてつがく,おもいかけのまなび)は,西周による「philosophy」の訳語である。現代日本語における「哲学」という語はこれに由来する。

津田真道『性理論』の跋文に西周が書いたものが初出とされる。

宇田川の用語としては,精神を表わす「希哲」と学問的伝統を表わす「哲学」の総称である。希哲学から「希」が抜けて「学」が残ったのが現代の日本における「哲学」であり,「希」を取り戻すことで「希哲学」を復興することを希哲館の使命としている。なお,この希哲学は英語でもラテン語風に「philosophia」と訳すことがある。これは,英語における「philosophy」にも意味が漠然とし過ぎている嫌いがあるため,原点回帰の意図を強調したものである。

ただし,この用法は希哲館創立(2007年)以後のもので,それ以前に「希哲学」は宇田川が構想する独自の学問体系の名称に使っていた(英語名は「philosophics」)。この希哲学を基礎に希哲館が生まれた。現在,この学問体系は「綜学」と称しており,希哲学の一種という位置付けである。これには,「希哲学」そのものを具体的な知識の内容から切り離し,可能な限り普遍的に,広く適用可能な理念として位置付ける意図がある。

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一覧

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ソクラテスの死から二千四百年,ついに人類は「の希求」から利益を生み出す手段を手に入れたわけである。「希哲館」と名付けられた機関によって。

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日本希哲学(フィロソフィ)が発達しないのは簡単な話で,学校しかり,自分の考えではなくとにかく周りに合わせて行動することが叩き込まれるのだから,自分の思考を深化させる文化が育つわけはない。

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先日「私の本分は哲学にある」と述べたが,想品(ソフトウェア)開発希哲学(フィロソフィ)の手段として言論が商業主義に冒されることを防ぎ,なおかつ莫大な富と影響力を得られることに気付いたのが結局私の一番の発明なのではないかと思う。現代最強の産業である想品産業で革新を生み出すには哲学が必要になることまで踏まえれば,仮に希哲館事業が失敗したとしても,方法論としては不朽の価値がある。

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これは希哲学の歴史から考えると,ものすごい進歩だ。なにせ,近代化以降,無用の学問とされてきた希哲学への扉を万人の掌に開き,しかもそれが脱工業化知識産業化と結合した史上最大の富の源泉につながっているというのだから。実現すれば人類史を前後に二分する大画期だ。

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デライトを通して,スマートフォン希哲学(フィロソフィア)の媒体とする。「フィロソフォン」(philosophone)構想も現実味を帯びてきたな。

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日本がなぜ古代ギリシャ文化である希哲学復古の砦になりうるのか。それは,日本が希哲学の導入に失敗し続けてきたことによる。明治日本人は,希哲学を「希哲」(精神)と「哲学」(知識)の二つに分離し,前者を捨て,後者のみを定着させた。結果的に,その精神的側面である「希哲」が純粋なまま歴史に取り残されることになり,この時代に「反知的権威主義的フィロソフィア」として再発見された。これは西洋ではありえないことだ。

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反知性主義には,(知的)平等主義として機能しているという側面があるが,容易に思考停止につながる思想であり「反知性的」な性質があることは否定出来ない。ここで「万人のための知性主義」が要請され,それに希哲学フィロソフィア)への原点回帰で応えようとしているのが希哲館事業である。

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他人の批判はせず,常に肯定的な考え方をしましょう,人それぞれの価値観を尊重しましょう,という,一見美しい考え方の問題は,「他人の批判をする人を批判する」という相対主義の古典的な自己矛盾をはらんでいるということ以上に,「何でも正しいのだから心地良い正しさの方が良い」という考え方になっていくことにある。つまりそれは,人間が思考を放棄し,単に目先の快楽を貪る畜生と化していくことを意味する。希哲学(フィロソフィア)とは,今から約2,400年前のギリシャで,そのような知的逃避に抵抗して生まれた文化なのだ,ということすら忘れられつつある。

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しかしちょっと不思議なことに,世界各地で深刻化している社会分断を乗り越える「反選り人(エリート)的知性主義」として,希哲学フィロソフィア)に着目する,という発想をあまり見かけたことがない。西洋文明にとっての原点回帰とも言える発想なのだが,まさか希哲館だけがやっているわけではあるまいし。

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