dot-com babel
宇田川の造語。インターネット・バベル。
希哲3年1月3日登録。
長い間,転送用だったが,希哲12年4月4日,サブドメインの確定しない献典用に単独でも使えるように規定。サブドメインを作るほどでもない独立性の高い献典のために使う。
希哲12年6月13日現在,nginx.conf で特に設定していないため,先頭に書かれている www.kitetu.net 向けの設定が出放りとなり,結果的に sss.kitetu.com に転送されるようになっていた。これを deln.fcgi 側で処理出来るようにしたい。方法としては Host ヘッダで判定するという手もあるが,ドメイン名に依存する設計は避けたいため,専用の場筋記法を設けたい。内部的なものなので省割台録の記法を利用し +(補助的に %2b)を使ってもいいかもしれない。
とりあえず,nginx.conf 自体が相当こんがらっている状態であるため,引括用の deln.conf を作って整理を始める。
「月庭」(げってい)は,希哲館が主催する仮想空間を指す呼称である。ラテン語では Gettei(ジェッテイ)。
当初,読み方は「げってい」と「つきにわ」で不定,外国語訳は英語なら moon garden などとしていたが,略称を「GT」としたことで公式な読みが「げってい」となり,ラテン語音写〈Gettei〉を使うことにした。ラテン語では〈Ghettei〉とした方が音が近くなるが,「ゲットー」(Ghetto)と綴りが似るのを避けた。
希哲12年2月23日,「月市庭」(つきいちば)の語の考案にともない,「つきば」の読みを加える。
希哲館のウェブサイトは一時「電領」と称していたことがある。
インターネット上の領域(ドメイン)に付けられた固有の名前を「ドメイン名」という。ドメイン名は世界規模で重複しないように管理されており,多種多様なインターネット参加者が情報をやりとりする上で欠かせないものになっている。最後が .com(ドットコム)で終わるものが代表的で,インターネット関連企業が中心となったバブル経済は英語圏で「ドットコム・バブル」と呼ばれている。
例えば,希哲館は kitetu.com というドメイン名を利用し,様々なインターネット サービスを提供している。この『月庭』というウェブサイトもその一つだ。『月庭』は sss.kitetu.com というドメイン名を利用しているが,これは com の中にある kitetu の中にある sss という領域を示している。ちなみに,sss というのはスペース・スプレッド・シーズの略で,一般によく使われる www(ワールド・ワイド・ウェブ)の代わりとして希哲館が独自に使っている名前だ。
このように,ドメイン名というのはドットで区切った後ろの方が大きく,前の方が小さい入れ子のような構造を表現している。kitetu.com の利用権を保有している希哲館は,sss.kitetu.com のような下位のドメイン名(サブドメイン)を自由に設定することが出来る。
ここまではインターネットの基礎知識に含まれる説明だが,いまやこのような知識を持たずに,なんとなく利用している人の方がずっと多い。企業等がドメイン名を利用する場合でも,根本的に理解を間違っているのではないかと思うことは多い。
私は昔から,それこそインターネットに触れ始めたころからドメイン名というものに強い関心を抱いてきた。希哲館が使用している kitetu.com も試行錯誤を繰り返して辿り着いたドメイン名で,非常に強いこだわりがある。