知識産業

描主宇田川浩行K#F85E
上描き希哲9年(2015年)
03月15日 02:32
下描き希哲9年(2015年)
03月15日 02:27
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

knowledge industry

この描出は「素描」です。

一覧

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米国の流行に追随して(新し物好き)米国の技術を学び(勉強熱心)理不尽に耐えてしまう(忍耐強い)。日本人の美点だったはずのものが,知識産業ではこうなってしまう。どうしたものか。

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この2,30年というのがちょうど日本経済の停滞期に重なっている。要するに,知識産業が勃興して,世界的に格差拡大が進行し始めた時期。事実上の社会保障として機能していた労働に差が出来過ぎてしまった。

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知識産業革命とは,人間が自身の知識を効率的に処理出来る機械知機)の発明によって特徴付けられる産業革新で,「より高度な知識を生み出す知識」の資本的運動が知識産業と融合し爆発的な経済成長を可能にする。

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ゆたぼん君のような強烈な自我と自由への志向を持った子供が,情技(IT)による知識産業の開拓に目覚めて,いわば「知我合一」とでもいうべき境地に達した時,そこには21世紀最大の可能性がある。それこそ現代の海賊王である。

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いま世界中の政治が抱えている最も重要な課題は,「勃興する知識産業をいかにこれまでの社会制度と調和させるか」だ。拡がる格差を補正し,大衆と選り人(エリート)の間の壁を壊し,一致団結して知識産業の発展に専念出来る国が次の超大国となる。それを私は希哲民主主義国家,希哲日本と呼ぶ。

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工業というのは,多くの未熟練労働者に雇用機会を提供していたという点で,暗黙の社会保障でもあった。補完策も無く知識産業がその株を奪うようになれば社会不安が増すのは当たり前だった。

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知識産業というものがあって,たまたまそこに希哲館事業があるわけではない。希哲館事業は,世界の知識産業化を完成させるために生まれたのだ。

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これは希哲学の歴史から考えると,ものすごい進歩だ。なにせ,近代化以降,無用の学問とされてきた希哲学への扉を万人の掌に開き,しかもそれが脱工業化知識産業化と結合した史上最大の富の源泉につながっているというのだから。実現すれば人類史を前後に二分する大画期だ。

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希哲館事業……大きさも性質も異なる膨大な要素が有機的に結びつきながら辛うじて成り立っていて,意思決定に少しでも不純さが混じれば一瞬で崩壊する危うさがある。知識産業の極致を体験している気分だ。

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よく言われることだが,情報技術の世界で英語が中心になっていることと,英語圏が主導権を握っていることは不可分だ。ただそれは単に読み書きが出来るか出来ないか,という問題ではない。高度で繊細な知識の結晶を生み出すのに,思考母語との強力な結び付きを活かせるかどうかだ。これが出来なければ,日本人はいつまで経っても後追い,どこまで行っても二流だ。

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最近,デルンを使って思考をまとめていると,知識産業の限界に挑戦している感じがして良い。

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