ハードウェア・ソフトウェア訳語問題

描主宇田川浩行K#F85E
上描き希哲13年(2019年)
05月10日 01:36
下描き希哲13年(2019年)
04月14日 00:17
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

希哲13年4月13日直訳全体訳語として剛品柔品を採用し,意訳部分訳語として想品を採用,ハードウェアを未定とする方針を決定。

これまで「想品」は多用してきたが,ハードウェアの訳語が定まらなかった。これで過渡的に「想品」と「剛品」を併用することが出来るようになった。

希哲13年5月9日,見直した上で,一貫性と分かりやすさ等の観点から剛品柔品の組み合せで統一し,想品を封印することを考えた。柔能制剛柔道に絡めることで柔品も十分含蓄のある訳語になる気がしてきた。いったん想品を使わないようにして様子見する。

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というわけで,ハードウェア・ソフトウェア訳語問題は「剛品」「柔品」に統一して「想品」は雅語みたいな感じで残していく方針に傾きつつある。しばらく「想品」を封印して「柔品」だけで記述してみて感触を確かめるか。

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ソフトウェアの訳語「柔品」が「想品」に対して良いのは,剛品ハードウェア)と対で分かりやすく,また表現として淡白な所。「想品」は良くも悪くも思想性が強い訳語で,説明要素が増えるのと表現としてくどいのが難点。論組(プログラミング)との組み合せで哲学的な含蓄はあるのだが……。

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そう考えると,「柔品」も「想品」に負けず劣らず魅力的な訳語に見えてくる。もともと「想品」の方が先に長く使ってきた訳語で,想像力の産物という感じが良いのとソフトウェアをよく音写している点から併用していくつもりだったのだが,剛品柔品に統一した方が分かりやすいかもしれない。

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硬軟というと強弱という印象もあるが,剛柔なら「柔よく剛を制す」の感がある。ソフトウェアというのはいわば柔道なのだ。

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ちなみに勘報(コンピューティング)におけるソフトウェアは「想品」と訳している。

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この前,ハードウェアと広義のソフトウェアを「剛品」と「柔品」で訳すことにしたが,やはり「硬品」と「軟品」より良い理由として響きの問題がある。「」は重みが足りないし,「」はナマモノっぽくて,個人的には違和感を覚える。抽象性が足りないのか。

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これも情技(IT)日本語にとっては大きい進歩だな。これまで,ソフトウェア想品)はともかく,ハードウェアについて記述しようとした時にもどかしかった。これが無くなるのは嬉しい。

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ハードウェアソフトウェア希哲館訳語は,直訳系を「剛品」「柔品」とし,意訳系をハードウェアは未定,ソフトウェアは「想品」とする。従って,過渡的に「剛品」「想品」の組み合せを使ってもいい。現実的かつ美しい解決。

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無難でバランス的に一番優れているのは「剛品」「柔品」の組み合せかなと思う。その上で,「想品」の良い対義訳語が見つかるまで「剛品」を使う,というのが良いのかもしれない。というか良いな。これで行こう。

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硬品」「軟品」の改善案として,「剛品」「柔品」という案もある。日本語における漢字感覚として,硬軟より剛柔の方が抽象的なので,触感的なイメージから少し離れる。柔道のおかげで日本人には親しみやすい漢字でもある。

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現時点で割と有力なハードウェアの訳語に「道品」がある。音声的にハードな印象もあるし,道具の道,想品(ソフトウェア)の足場という感じもあり……。

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そういう意味でも「想品」は割と良い訳語だと思っている。あとは対義語をどうするかだけ。

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中国語よりも日本語の方が漢字の抽象度が低い,つまり漢字から受ける具体的印象が強いというのは,近代日本語の場合仮名・大和言葉と使い分けをするから。例えば「論じる」とか「感じる」とか,漢字一字の表現を多用するのも実は日本語特有の文化。役割分担がある分,漢字の意味が重い。

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ハードウェアソフトウェアを訳す上でちょっと気を付けたいのは,「」や「」のような具体的イメージの伴なう字は日本語では避けた方が良いということ。英語のハード・ソフト,中国語の硬軟よりも日本語の漢字は抽象度が低いので,例えば印象として「硬そうじゃないハード」を「硬品」と表現するのはちょっと違和感がある。

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一番無難なのは,中国語を参考にして,「硬品」(ハードウェア)と「軟品」(ソフトウェア)にしてしまうことだ。味気ないしちょっと違和感はあるが,「慣れろ」で解決するという方法。ただこれは最後の手段にしたい。

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ソフトウェアの方は「想品」という訳語がずっと気に入っていて,いまだによく使っている。音声的にもソフトっぽいし,思想的製品という感じで,「論組」(プログラム)との相性も良い。ただ,これと相性の良いハードウェアの訳語が見つかっていない。さて……。

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先送りにしてきた「ハードウェアソフトウェアをどう訳すか」問題,そろそろ片付けたい。

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