量的大国から質的大国へ

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲13年(2019年)
05月29日 22:05
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

米中貿易戦争が激化し,「米中冷戦」とも言われる二大国の対立が際立つ中,日本には世界金融危機の頃とはまた別の閉塞感がある。

日本GDP は将来的にインドにも抜かれるであろうと予測されているが,当の日本人に危機感は乏しい。というよりも,日本がこれから飛躍していく姿を想像出来ない人が多いのではないだろうか。世の中の議論を眺めていても,負け戦をどう凌ぐか,という論調が目立つ。

確かに,アメリカ中国インド……将来世界経済を牽引すると言われている国々は人口国土など,いわば「量的国力」で日本を圧倒している。その点で日本に勝機は無さそうだ。

しかし,このような光景の中でかつて産業に大革新を起こし世界唯一の超大国と呼ばれるようになった国がある。イギリスだ。18世紀に始まったイギリス産業革命は産業の質を変え,それまで世界経済の二大中心地であった中国インドヨーロッパ勢が圧倒する契機となった。これ以前のイギリスは,当時の日本と比べても決して大きな国ではない。

同じことはこの時代にも十分起こりうる。時の「量的大国」に打ち勝つには,産業に革新を起こし,質的差別化を計って「質的大国」を目指すしかない。その革新を私は「知識産業革命」と呼び,これによる日本の再興計画を「ジパング計画」と呼んでいる。

出力論組プログラム虎哲*イチ 1.01
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