最新の希哲館訳語事情

描主宇田川浩行K#F85E
上描き希哲13年(2019年)
05月30日 23:32
下描き希哲13年(2019年)
05月30日 23:29
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール

気付けば2年近く前に書いた『「プラットフォーム」と「アーキテクチャー」をどう訳すか』以来,「日本語史上最大の翻訳語体系」こと希哲館訳語についてまとまった文章を書いていなかった。ここで最近の成果をざっと紹介したい。

ここ2年くらいで考案した主な希哲館訳語には,諸場(もろば,モバイル),履好レコメンド),注陶チュートリアル),陶練トレーニング),核脳カーネル),好修カスタム),交度コード),付徴フィーチャー),クロック)等がある。

これらの翻訳語は意味を的確に表現することはもちろんのこと,高度な音写を兼ねる「音義両全」を理想とし,私が独自に編み出した「音索」(phonosearch)という翻訳技法で造られている。

例えば,レ(リ)コメンドは「好みを履(ふ)まえる」で履好(りこう)と訳せるし,「集中的に指導すること」を意味するチュートリアル陶冶薫陶というように「育てる」の意味を持つ「」の字を使い注陶(ちゅうとう)と訳せる。これを少し応用してトレーニング陶練(とうれん)と訳せる。フィーチャーは「特徴付ける」という意味なので付徴(ふちょう)と訳せるだろう……とまあこんな調子である。

この翻訳技法はここ5年ほど希哲館における訳語造りの基本であり,膨大な数の訳語を生み出してきた。ただ,当然ながらこう上手く翻訳出来る外来語ばかりではないので,最近は「暫定訳語」という概念を導入し,完璧ではないがそこそこの完成度の訳語を採用することも増えてきた。

その最大の成果が「剛品」と「柔品」だろう。これはハードウェアソフトウェアの訳語だが,また次の機会に解説したい。

出力論組プログラム虎哲*イチ 1.01
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