今日は昨日分のまとめから入ったが,考えたことが多過ぎて整理するのに妙に時間がかかってしまった。予定していた開発作業はほとんど進まなかったが,考えをまとめながら得たものは小さくない。
最近,輪郭法と仏教の関係についてよく考えている。8月13日に色即是空と輪郭画表の類似性に気付いてから加速したようだ。デルンの設計にも新しい影響を与えつつある。
最近付け始めた散歩記録と外務日で増えた外出を組み合せて,これを『希希遊記』の予備資料にすることも考えた。
『希希遊記』(ききゆうき,ききゅうき,Kiki Yu Ki)は,宇田川による旅行記構想である。
日本からギリシャ・アテネを目指して西進する旅を記録する。ただし,その間にある国々や都市,文化や自然を網羅的に観察する点が一般的な旅行とは異なる。
二つの希の字は「希求」(ききゅう)と「希臘」(ギリシャ)を意味しており,「希希遊」は「希求」にかけた洒落である。
当初,『西遊記』にちなんで『希遊記』としたが,語呂が良くないため「遊」同様に「旅行」の意味がある「行」を使い「希行記」(きこうき)としていた。「希求主義的な旅行」を意味する「希行」はこの逆成語である。
2013年1月29日,「希希遊記」に改めた。
希哲12年8月3日頃から,希求旅行開始に伴い,全体構想を再考し始める。希哲12年8月7日,『希々遊記』と簡潔な表記にすることも考えたが,二つの「希」の意味が違うことを強調するため,あくまでも『希希遊記』を正式表記とすることを決めた。原則として,読みの表記は「ききゆうき」,発音は「ききゅうき」とすることを決めた。一部の企業名などに残っているように,戦前の日本語では小書きせずに拗音等を表記していたことを利用。