「CM- 記法」(シー・エム・ハイフン記法)とは,Ctrl キーを「C」,Alt キーないし ◆(メタ)キーを「M」とし,ながら押しを「-」で表現するキーバインドの表記方法である。Emacs で採用されている。この語は宇田川の造語である。
例えば,「[Ctrl]+[A]」 は「C-a」と表記される。
Emacs(イーマックス)は,主に Unix 流 OS で用いられるテキスト エディターである。
元々 TECO エディターのマクロから出発(1975年頃)しており,「エディター マクロス」(Editor MACroS)の略である。
PDP 上の Emacs はリチャード・ストールマンによる発明だが,Unix への移植はジェームズ・ゴスリンの Gosling Emacs (1981年〜)が先。これをストールマンがフリー ソフトウェアとして書き直したのが GNU Emacs(1984年〜)である。