希哲館訳語

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲11年(2017年)
08月25日 22:30
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
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一覧

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そういう意味では,どれだけ黙殺されようと希哲館事業が続く限り何十年でも更新され続ける,というのが希哲館訳語強みと言える。まあ,昔の翻訳語だって一朝一夕に広まったものではないので,言葉を広めようとするならその程度の覚悟はして当然か。

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希哲館訳語は,15年くらい前にはそこそこ見かけた外来語翻訳望事プロジェクト)の中でほぼ唯一と言える生き残りなのだが,その秘訣は,あくまでも希哲館事業にとっての副望事サブプロジェクト)だったことだと思う。元々それだけで売るつもりはなかったから救われた。

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こういう翻訳系の文章,実は定期的に書いてきたのだが,その度に関心の低さを実感する。書いてある内容の問題ではない。そもそも,多くの日本人カタカナ語に慣れ過ぎていて,それを問題視している人が極端に少ない。読んでもらう以前の問題。この経験から,希哲館訳語は事業の牽引役にはなりえないと考えるようになった。

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今日の便利な希哲館訳語えんりき演力エネルギーエナジーenergy)。仕事をする能力。「」は展開する,転じて技芸などを披露するといった意味を持つ。役割を演じる力と解釈出来る。

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最近,希哲館訳語が自分の中で再燃している理由に,論組(プログラミング)教育の問題がある。これまでのカタカナ語悪訳まみれの情技(IT)日本語も,我々大人の技術者達が騙し騙し使っている分にはまだよかった。極めて現実的な問題として,これを子供達に教えるとなると,正直私は罪悪感を禁じえない。

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これから希哲館訳語資本として日本の「第二次大翻訳時代」をどう作っていくか。これは私に与えられた大きな使命の一つ。

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インストール引装と書ける,リファクタリング理腑と書ける,ショートカット省割と書ける……こうしたことが希哲館訳語では枚挙に暇がない。一人で使っていても実はそれなりに恩恵がある。

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まあ,ネットワーク外部性にも関わらず,私が一人で希哲館訳語を使っていられるのは,単純に便利だからというのは大きい。例えば技術について覚書を書く時でも,カタカナ語まみれの一般的な情技(IT)日本語に比べて希哲館訳語を使った文章は感覚的に半分くらいの文字数になるし,漢字表現力もあって視認性が良い。

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有り難いことに,希哲館訳語に興味を持ってくれる人というのはいるのだが,そういう人達がじゃあ使おうと思うためには,多くの人たちに使ってもらえる見込みが必要で,それをどう提供するかということも課題になる。言語にはネットワーク外部性がある。

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希哲館訳語はいまともに「日本語史上最大の翻訳語体系」と謳えるほどの蓄積があるが,これでも単体の献典コンテンツ)としては正直弱い。そういう意味ではデライト最優先してきたのは大正解だと思っている。でなければ死んでいた。

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しかし,希哲館訳語までとは行かなくても,カタカナ語を訳そうみたいな運動って,15年前くらいまではネット上にも散見されたのだが,ことごとく潰れてしまった。その理由はやってみると分かるが,とにかくウケが悪い。

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希哲館訳語では,もうこれ以上の案は無いだろうというものを「上等訳語」,暫定的に採用出来る案を「中等訳語」,採用に至らない没案を「下等訳語」と分類することにし,現在それぞれの訳語の認定作業を進めているが,上等訳語は100を越える見通し。

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今日のイチオシ希哲館訳語りふ理腑リファクタリングrefactoring)。論組プログラム)の挙動を変えずに内部構造整理すること。「」は内臓腑分け),を指す(腑に落ちる)。理腑で「腑を理(おさ)める」の意。

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今日の面白い希哲館訳語:また【メタ〜(meta-)。間接の意の「また」(又聞き又貸し……)で音写しつつ,「」の字を合字に見立てたもの。「又言語」「又認知」。

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希哲館訳語,流石に「日本語史上最大の翻訳語体系」を謳えるだけあって献典コンテンツ)としての可能性無限に感じるが,これが世に出せるかどうかはデライト成功にかかっている。

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論組プログラミング)に限らず,私の中で,「考え続ければ必ず良い答えが出る」という経験則は非常に重要なものになっている。希哲館訳語だって,最初は「こんなもの訳しようあるか?」みたいな絶望感から始まったものは多い。でも,考え続けていると意外に良い閃きがある。

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希哲館訳語如零」が出来た時,論組プログラミング)におけるカタカナ語の中で一番語感が嫌いだったヌルが,書き方次第でここまでかっこよくなるものかと思った。

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今日のかっこいい希哲館訳語:にょれい【如零ヌルnull)あるいはニルnil)。ゼロ)の如し。

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今日の出来れば使いたい希哲館訳語:ふれしらせ【触れ知らせプレスリリース報道機関向けの発表日本語の「触れる」には広く人々に知らせるという意味がある(御触れ)。

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希哲館訳語,もはや質・量ともに圧倒的な蓄積があるが,デライト成功させないことには世に出すための十分な手間暇を割けない。 にせよ SLFS にせよ,デライトの背後にはエベレストのように積み上がった知的蓄積がある。

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今日の絶対に使うべき希哲館訳語:みちで【道手メソッドmethod)。メソッドの原義は「従う」,転じて「体系化された方法」という意味になった。日本語の「」()は手段方法の意でも用いられる。

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今日の絶対に使うべき希哲館訳語:せっしょう【接渉セッション。「」は関わるの意(交渉)。

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今日の絶対に使うべき希哲館訳語:でほうり【出放りデフォルト。「出任せ」と「放り出す」から。「出放り値」「出放り引数」

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しかし,「用合い」(UI)という希哲館訳語もずいぶん思い切ったな。頭字語音写した翻訳語って日本語で初めてじゃないか。

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デライト成功,というのは,私にとって単に「開発したサービスの成功」を意味するのではない。この 希哲館訳語がほんの小さな部分に過ぎないくらいの希哲館事業膨大蓄積が,堰を切ったように世界に流出するということを意味している。異世界への扉を開こうとしているわけだ。

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そんな作業をしながら感じたことだが,「理腑」(リファクタリング)という希哲館訳語,これ以上の翻訳語日本語ではありえないので,是非使ってほしい。というか,技術者なら悪いことは言わないから無理にでも使え。リファクタリングとは「腑を理(おさ)める」こと。この表現を使わないだけで技術者として損している。

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インターフェイス」に対する希哲館訳語,ずっと悩んできたのだが,もう「外面」でいいかもしれない。「がいめん」でもいいが,「そとづら」という語感がそれらしい。

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このままでは,今日最大の収穫が希哲館訳語影事」(エージェント)になってしまう。

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そういえば,「ソリューション」はまだ希哲館訳語が定まっていなかった。策立措立組流組策……色々案はあったが,どれも決め手に欠けた。

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この場合の「コード」は「符号」と訳して問題ないので,希哲館訳語では「国家符号」,「言語符号」,「通貨符号」と訳しておきたい。

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デライトマーケティング上の進歩は,豊富な希哲館訳語や小難しい概念を徹底して排したところにあると思う。ちょっと変わったメモサービス,というところまで削ぎ落した。

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希哲館訳語技術用語だけではない。「射雨」(シャワー)のようなお洒落訳語も数多くある。

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道手に似た希哲館訳語で「駒手」(こまで)というのもある。コマンドの意だ。を打つように使うものだから。

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希哲館訳語初期の傑作に「道手」(みちで)というのがあり,これはメソッド翻訳語だ。メソッドの語源ギリシャ語で「開かれた」のような意味で,日本語でも道具手段の意味で使われる字を使い高度な音写に成功した。

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ちなみにこれ,希哲館訳語なら「原型立脚客体指向」と書ける。文字数にして二分の一以下。

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そして,ある客体(オブジェクト)が類型クラス)や原型プロトタイプ)から派生したものである時,それを個体インスタンス)と呼ぶ。このあたりの希哲館訳語も大分熟れてきた。

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私がツイスト希哲館訳語を使う時,よく括弧内に原語を書いているのを見ると思うが,これも結局,マイクロブログで扱えるのが文字列でしかなかったから。デルンのように「意味列」を扱えるようになれば,輪結(リンク)から意味を共有出来る。

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」を使った希哲館訳語というと,「不戻」(ふれい,もどらず)でフリーズとか,「戻回」(れいかい)でリカバリーとかもある。

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ドラッグ&ドロップ翻訳語,「引き放ち」を暫定訳語にしておいた。コピー&ペーストにはすでに「写し貼り」という使いやすい希哲館訳語があったが,引き放ちも加わりこの辺の用語もずっと使いやすくなった。

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まあ,あと絶対に他人が真似出来ないのはやはり希哲館訳語だ。カタカナ依存症だったこれまでの情技(IT)日本語表現力で圧倒出来る。

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希哲館訳語カタカナ依存症を治し,交度英語(Code English)で勘報上で扱う諸言語の語彙を統一し,実装する。今の希哲館でこれが出来ていることの意義はとてつもなく大きい。

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カーネルコードリファクタリングした」は希哲館訳語で「核脳交度理腑した」と書けるが,恐らくこの意図の文章をこれより読みやすく書ける言語は無い。

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私はよくカタカナ英語を批判しているが,見ての通りあくまでも日本語で表現することに拘っているし,英語で何かを書きたいとも思っていない。希哲館訳語が使える日本語が一番記述性が高いと思っている。

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私が を作らなければ,希哲館訳語を作らなければ,デルンの開発はここまで成功していない。

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そういえば,論組プログラミング)におけるバグ論駁の「」(入りまじる)で訳していたのだが,よく考えたら「馬鹿」でもいい気がしてきた。バグフィックスは「馬鹿直し」で。

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それが出来ると,例えばいちいち「制危(セキュリティ)」みたいな書き方をしなくても,「制危」の輪結(リンク)先に飛べばすぐ何を意味しているのか分かる。私がツイストでいちいち希哲館訳語を使うのにカタカナ語を併記しているのは,意味符号知番)を扱える実装がデルン以外に無いからだ。

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なんでだろう,イノベーションの「異能普請」(いのうぶしん)って訳語,たまに使いたくなるのだが使ってみるとちょっと恥ずかしいものあるな。駄洒落臭すぎるのか。

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エレガントあるいはエレガンスを「麗厳」(れいごん,れいげん)と訳した自分を誉めたい。ここぞという時に使うとやっぱりしっくりくる。

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最近,フロントエンドバックエンドを「前系」と「後系」で訳して意外に悪くないと思ったのだが,「前縁」と「後縁」も良い気がする。既に辞書にある言葉だが,「」を「ふち」とも「つながり」とも解釈出来る深みがある。

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「このチュートリアルでコマンドの使い方を学ぶ」は「この注陶駒手(こまで)の使い方を学ぶ」,「このセッション管理にはセキュリティ上の懸念がある」は「この接渉管理には制危上の懸念がある」と書ける。

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データベースから重要なデータダンプしてバックアップを取っておいた」は「出場(でば)から出与え団放して抜控を取っておいた」と書ける。

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この情技(IT)日本語の惨状を放置してきた全ての日本人に責任はある。もちろん私も例外ではない。だから私は希哲館訳語の拡充と普及に全力を尽くす。

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こう比べてみると,悪い意味で凄い日本語使ってきたな,日本人。仕方なかったとはいえ……。

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