デライト広告に関して,大きな節目となる出来事があった。広告収益に対するいくつかの懸念が解消し,現状の方式で十分な収益化が可能であることが実証された。
来ると分かっていたことで,金額としては微々たるものだが,新生デライトの完成を目前にしたデライトの現状を考えれば意義は大きく,現実になると想像以上に嬉しかった。いよいよ稼げるサービスになってきたという実感がわく。“絵に描いた完璧な餅”のようだったデライトが,“食べられる完璧な餅”になりつつある。
デライト開発を始めてからほとんど常に開発者として過ごしてきたが,定休日ということもあり,久しぶりに経営者らしい考え事に時間を費した。
最初のデライト収益目標は,一昨年10月7日に希哲館事業収益化の目標とした月間売上20万円を見直す暇もなく引き継いできたが,これを月間売上100万円に引き上げることにした。失敗しても必要以上の売上が確保が出来る程度に目標は高く持っておいた方がいいだろう。ここのところで閾値を越えた感もあり,感覚的にもしっくりくる。
仮に100万円の売上があれば,捌き手増強など経費増を多めに見ても90万円以上が粗利益になるだろう。サービスの性質上,広告費は最小限で済み,もはや競争力維持のための研究開発費もそう要らない。驚異的な営業利益率を維持したまま売上を拡大し続けられる仕組みが整っている。
冷静に考えると GAFAM も真っ青な末恐ろしい商売だ。収益化まで成功させた世界初の知能増幅技術でありハイパーメディアの集大成ともなれば,「知識産業革命」というのも伊達ではない。胸が高鳴る。