{あれ K#F85E/4686-B6F5}宇田川浩行 いま世界中で問題になっている社会分断と SNS の密接な関係を見るに,SNS というのはその淘汰されていった「壊れた社会」を利便性との抱き合せで無理矢理再現するものなのかもしれない。
{あれ K#F85E/4686-0873}宇田川浩行 人間社会に感情を隠す文化があるということは,それが社会を強く保つ要素の一つであることを示している。全ての感情を何の遠慮もなく表現する社会もあったかもしれないが,そのような社会は淘汰されている。
{あれ K#F85E/4686-F7C3}宇田川浩行 昔,「感情管理社会」という言葉を造ったことがあったが,SNS の問題は,本来曖昧で刹那的であることに意味がある感情というものをデジタル化によって単純で固定的なものにしてしまうこと。例えば,一時的な「嫌い」という感情が簡単に可視化されることで修復不可能になった人間関係って多いと思う。
{あれ K#F85E/4686-A952}宇田川浩行 地方から東京一極集中を変えることが出来ないなら,東京から変えるしかない。しかし,地方から東京に集まってきている人達が唱える地方振興は空疎な御題目に過ぎない。では誰にそれが出来るのか?それはもう,江戸を先祖代々の郷土としてきた人々が立ち上がるしかない。宴の終わりを告げ,土産を持たせてお帰り頂く。もちろん天皇にもだ。
{あれ K#F85E/4686-6E52}宇田川浩行 日本の地方振興を本気で考えた時,日本人のほとんどが,東京一極集中によって郷土を奪われている問題に突き当たる。これを解決するのは「地方としての東京」という意識だと思っている。