技術的負債

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲13年(2019年)
02月20日 15:35
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
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技術的負債」という言葉でリアルタイム検索すると,「負の遺産を残さないようにどう工夫するか」ではなく「技術的負債って言葉は正しいのか?こういう風に表現した方がいいんじゃないか?」みたいな反応で溢れかえってるのを見ると,これが日本人的,ということなのかもしれないとよく思う。まあ,ただの印象バイアスはありそうだが。

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技術的負債といえば,よく私は理腑リファクタリング)を「落ち物パズル」に喩えていたのだが,ちょっと前にテトリスに喩えた記事が話題になっていたらしい。しっかり交度コード)を保守している人なら分かる感覚なんだろうな。

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最近よくいう「技術的負債」も,一人歩きとは言われているが,柔品(ソフトウェア)開発というものがいかに繊細仕事かあまりにも理解されていないので,一人歩きしているくらいが丁度いいのかもしれない。漠然とでもまずは危機感を持て,という意味で。

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遅ければ資金繰りで潰れるのは何でも同じだが,柔品(ソフトウェア)開発というのは,早まれば技術的負債で潰れるのが難しいところ。可視化しにくいものだけに。

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技術的負債,というのは結局時間との闘いなので,この時点でまだそれだ時間の余裕があるなら技術的完済を最優先したのは大正解だったことになる。

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デライト正式離立リリース)が延期を繰り返しているのは,想定外複雑性にぶつかっては乗り越えて,を繰り返しているからで,それはつまり,1日前の自分ですらデライト開発に関して無知ということだ。そんな状態で技術的負債を抱えていたら……と考えると,間一髪危機回避し続けているわけだ。

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きぼうソフトに限らないけど,柔品ソフトウェア)系で破綻とか撤退とかの話題も他人事ではないなと思う。希哲社技術的負債荒療治完済したおかげで首の皮一枚という感じだが,判断一つ誤れば消し飛ぶ。

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簡単に技術的負債とはいうが,実際,こういう積み重ねをしてこなかったら希哲館文明はとっくに滅んでいただろう……。

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技術的負債」をリアルタイム検索してみたら,やっぱり一部の人しか話題にしていないのだが,その一部の人が頓珍漢な議論に終始しているのがちょっと気になった。

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借金は必要なこともあるが,無くて済むなら無い方が良い。だから必要なことと天秤にかけなければいけないよ,ということ。そこを取り違えて,借金の負の側面を意識しなくなるといずれ破綻するよ,という警鐘が「技術的負債」と理解すればいいと思う。

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技術的負債」というのは,開発上の負の遺産を想像しやすくした言葉に過ぎないのだが,「でも技術的負債は悪いものではない」みたいな誤解は,そもそも借金に対する誤解のような気がする。借金はあくまでも「必要悪」という種類のなのであって,「必要だから」なわけではない。

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技術的負債完済まであと一息……。これも考えてみれば凄いことだな。

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今のところ,デライト正式離立リリース)と引き換えに得ているものの方が圧倒的に大きく,正式離立の覚悟を決めてはじめて見えてきた課題が多々あるので後悔も無いのだが,そろそろ技術的負債機会的負債かの微妙な判断を迫られそうだ。

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そもそもデライトCMS であるデルン自体が7年前に実用化したもので,交度コード)も部分によってかなり年齢差があった。特に最初期に実装した中核部分は,当時の私の経験不足もあって「動くがごちゃごちゃ」という状態にあった。これに拡張を重ねていけば,まず間違いなく技術的負債に潰されるという直感的な判断で,理腑リファクタリング)に時間を割くことになった。

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その状態で無理に離立リリース)して,技術的負債を積み重ねていくか,遅らせてでもここで整理してしまうか,難しい判断だった。

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技術的負債に対する懸念を払拭。一日読み違えたか……。30時まで粘って駄目ならちょっと本気で反省が必要かもしれない。

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技術的負債を順調に削減しているが,こういうの,どこまでやるかが難しい。短期を取るか長期を取るか。短期は損期でもある。

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デライト再公開は急ぎたいのだが,本当に重要なのは再公開を収益化に結びつけられるかどうか。技術的負債を許容可能な範囲に抑えるための時間をかけつつ,収益化への助走をつけられる早さ公開をしたいところ。

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もちろん,核脳(カーネル)開発に意味が無くなったわけではない。ただ,例えば GoogleAppleMS に対する優位性の一つは,「核脳に依存していない」ということだ。技術的負債を持たずに新しい核脳開発を悠々と進められる。独自核脳を「保守せざるをえない」のとは大きく違う。

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