希哲13年2月17日

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲13年(2019年)
02月17日 02:32
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
この描出は「素描」です。

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そういえば,私が Linux を使うようになったのって Emacs を使いたかったからだったな。文句は言いつつも,ここまで助けられてきたんだろうな。

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私はずっと Emacs Lisp を毛嫌いしていたのだが,それが,昔かなり凝ったことをしようとして,入り組んだ交度(コード)を書いていたからだと気付いた。自分がこんなにスラスラ Emacs Lisp を読めるとも書けるとも思わなかった。

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目標通り,小一時間で knu-mode の基本的な移植に成功。これで今後の作業が大きく捗る。

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これまでの経験の全てが,一つの無駄もなく一点に集約されている感覚があり,ちょっと泣きそうになるくらい感動している。まさに一選万集の境地だ。

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急遽,KNU(ニュー) Emacsを擬似的に実現する knu-mode を小一時間で実装することにした。希哲館事業発足当初,Emacs の操作性を改良するために私が最初に手がけた kt-mode を再生させる。デライトがこの約十年間の集大成になりつつある,胸が熱くなる展開。

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零帝root)とか代魔(デーモン)とか,Unix の世界が希哲館訳語を使うと神話のようになってくるな。

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まあそもそも,絶対的権限を持つ天帝のごとき零帝root)と一般用者(ユーザー)の中間が無いということが問題だったのだと思う。

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自分が個人的に使っている端末なら個人的なアカウントを使えばいいけど,例えば VPS を借りた時とか,保守作業用のアカウントに方針が無いと戸惑うことがある。要は,権限だけ奪ったような root が欲しい,という時に foot が使える。私はこれを常に最初(UID 1000)に作ることでかなり楽になった。

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foot は地位が低いことを表わす英単語でもあるが,一般的キーボードで,root の頭文字を下にずらせば foot になる。雑用係として使いやすい。

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そういえば,ついつい零帝root)で作業してしまう理由の一つとして,「管理作業に使える一般アカウント」が無いということを忘れていた。場合によってはアカウントの作成すら面倒なことがある。そこで Synx にはこの役割で「foot」を使うことを推奨している。

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やばい,「零帝」の魅力に逆らえそうにない……。個人的にはやたら使ってしまうな,これは……。

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言われてみれば,確かに root は「零帝」(zero emperor)だ。畏れ多い感じがよく表現出来ている。

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さっきの,root をどう訳すかという話,今しがた UID 0 の「」を使えば結構いい線行くことに気付いた。根底という原義を尊重すれば「零底」なのだが,個人的にたまらなく惹かれるのが「零帝」だ。ニルヌルを「如零」(にょれい)と訳した時以来ゾクっとした。

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孤独痛みも,私が何ものをも恐れず希哲館事業に邁進したのは,元はといえば,たぶん「自罰」だったのだろうな,と思う。私は,自分が幸せになっていい人間だとはとても思えなかった。だから危険で構わなかった。しかし,これ以上ないくらいの冒険を乗り越えてしまったら私は一体どうすればいいのか……。

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いまここに世界で一番幸福な頭脳がある。

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なぜか走馬灯のように過去の記憶が蘇えっている。人間,麻薬もなくここまで多幸感を得られるものか。

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何かよく分からないが,いまこわいほど幸せだ。

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破滅に向かって全力を尽くす。それがこれまでの私の人生観だった。狂気じみた規模の希哲館事業構想もここから生まれた。私はそれを「希求主義」(questicism)と呼んでいた。ところが,どんな捨て身の無茶をしても破滅せず,むしろ成功の可能性が見えてきてしまった。

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