描主 | 宇田川浩行K#F85E |
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上描き | 希哲12年(2018年) 11月19日 00:54 |
下描き | 希哲12年(2018年) 11月18日 18:27 |
利承 | 希哲館普通利承(KUL) |
激しい咳が続き,流石に頬もこけてきたように見える。
最初はすぐ治るだろうと甘く見ていたが,気付けば軽い咳が出始めてからもう10日ほど,ひどくなり始めてからは1週間ほど経っている。デルンの一般公開が迫る中で苛立ちを覚えつつある。少し前なら大した不調ではないと押して無理を続けただろうが,ちょうど精神衛生を考え始めた所で,こんなことでも小さくない障害に感じる。
明日の様子次第で病院へ行く。
障害者に対して心から慈愛を抱けるならそれに越したことはないが,全ての人がそう出来ると期待して制度を構築すべきではない。まずは,自分や家族が事故に巻き込まれて歩けなくなったら,生まれてきた子供に障害があったら……などと我が身のこととして想像させることから始めた方が良い。
障碍者差別の問題は,漠然とした博愛精神みたいなことではなくて,「あした障碍者にならない保証は誰にも無い」のだから本来は全ての人にとって他人事ではない。その保険として障碍者に寛容な社会があった方が安心出来る。