希哲12年2月17日のツイスト

描主宇田川浩行K#F85E
下描き希哲12年(2018年)
02月17日 17:11
利承
ライセンス
希哲館普通利承(KULクール
この描出は「素描」です。

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良い翻訳語というのは,それを見た瞬間,その概念の本質を言い表してくれているような気がするもの。カタカナ語として感じていた靄が晴れるような,それそれ!という感じ。

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ログインログアウトを「録入り」(ろくいり)/「録落ち」(ろくおち)と訳していたことを思い出す。このアウトを「落ち」と訳したのは日本ネット用語との整合性も含めて完璧で,自分で考えたことなのに思わずなるほどと唸ってしまった。

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つまり,日本(仏教)的世界観において,「仮想」とは,西洋的世界観でいうところの「本質」そのものであるとも言える。こう考えてしまうと,「仮想」という訳語は誤訳どころか,現代日本人の迷妄を越えた真理を表わす名訳なのではないかとすら思えてくる。

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バーチャル」という概念の日本語への翻訳という議論では,西洋的世界観日本的世界観の差という極めて重要な問題に言及されることが少ない。日本的,厳密にいうと仏教的世界観では全てが「仮想」なのだということが忘れ去られている。

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バーチャルは「事実上の」「実質的な」の意であり,「仮想」は誤訳だという議論は昔からあるが,かといって大した弊害があるわけでもなく,魅力的な代替案も乏しい。仮想誤訳論はちとヒステリックに唱えられ過ぎている気もする。

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バーチャルの訳語「仮想」を「実質」などに改訳することは可能か,などと考えていた。

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割と古い希哲館訳語に,論組プログラミング)における「コンテナ」にあてた「梱体」(こんたい)というのがあるが,Docker などのおかげで最近は仮想化の文脈でも利用価値が出てきた。

出力論組プログラム虎哲*イチ 1.01
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