祝い事があり,昼過ぎから家族でみなとみらいへ出かけ,夜遅くに帰ってきた。
姪を抱っこしたりベビーカーを押しながら歩き回ったが,長引く短期集中生活の中で散歩も気分転換程度になり,陶練も疲労蓄積を避けるため休んでいるので久しぶりの良い運動になった。
先月16日に短期集中生活に入ってから,自然と追い込み管理に回帰している。自覚はあったが,今は中長期的な合理性よりも10月中のデライト収益化達成を優先すべきという考えで,ある程度は許容していた。
10月中のデライト収益化達成にこだわってきたのは,収益化の「最後の壁」が自分の中で明確になり見通しが立ったことに加え,個人知識管理サービス市場の立ち上がり,希哲館事業発足から13年の総決算期であること,一つの目安にしてきた米大統領選目前であることなど,色々な好条件が重なっていたからだった。
しかし,10月中に達成出来なくとも,デライト開発が存続不能になるわけではない。多少苦しくはなるが,手はいくらでも考えられる。つまり,理想のため,現実の必要以上に自分を追い込んでいるわけだ。
この追い込み管理によって平均的に高い進捗が維持出来ているのは確かだが,それも中途半端といえばそうで,やや過剰な気はしていた。この代償として,例えば心身の不調を招いたり,視野が狭くなり柔軟性を欠くなどして致命的な失敗につながることは無論望ましくない。
この日に終わらせるはずだったデライト用合い改良も終わらなかったが,1日の時点で作業を詰め込み始めた甲斐あって平常時の3日分くらいの進捗は出ている。ただ,期待していたよりは中途半端だった。どう追い込んでも,これ以上は空回りになりそうだ。
ふと,これまでの開発費を試算して,デライトの価値について冷静に考えたりもした。万が一にも棒に振れない額だ。
あれこれ現実的に考えると,もう少し視野を広く持ち,利楽して,「命を大事に」すべきかもしれない,と感じた。いずれにせよ,翌日の様子を見てから今後の計画を見直すことにした。
今回の外出は当初想定外のもので,時期が時期なだけに一度は中止も考えた。しかし,こうして連れ出されなければ,立ち止まって冷静に状況を見渡すことが出来ない時期でもあり,そうするには最善の時期でもあった。これも一つの幸運か。
今日は進捗時限の厳密化を試み,少し手応えを感じた。厳密化した分,進捗時限に入りにくくなってしまい隙間が大きく開いてしまったが,確かに集中の密度は高くなった感覚があり,KNEST 模動等の収穫があった。あとは慣れだろう。
生活面では,先日食べ過ぎで具合を悪くした反省から腹八分目を意識するようにした。これまで栄養の種類については考えても食事量についてはほとんど考えてこなかった。またガムを噛み始めた効果か,このごろ間食が自然に減っているのは良い兆候か。
奇しくも今日,水の飲み過ぎによる腎臓の不調が疑わしいため,飲み物に関しても量をしっかり管理することにした。
今日は久しぶりにいつも歩いていた経路で東京湾沿いの公園まで歩いたが,想像していたよりずっと遠く感じた。減ってるのは分かっていたが,デライト開発に専念し始めてからの運動量の減退を改めて身体で感じた。これを機に,散歩の仕方も少し考え直すことにした。
時間だけ決めてぶらぶらするというのは気分転換には良いが運動の観点からは十分ではないため,歩数計を使ってみることにした。明日,また同じ経路で歩いて歩数を測り,これを目安にする。
概ね良好。
気のせいかと思って特に記録しなかったが,昨日から左脇腹のあたりに微妙な重さを感じていた。痛みというほどでもなく,仕事にも運動にも直接支障はない程度だ。
5月から水分摂取について考え始め,毎日1リットルの水を飲むように決めた。最初は500mlのペットボトル天然水を2本飲んでいたが,最近は面倒になりコップに水道水を入れて際限なく飲むようになっていた。カフェオレも飲む量が増えており,加えて散歩中に水筒を持ち歩くようになっていた。
左脇腹の違和感を覚え始めたのとほぼ同時に,左肩に妙な痒みを感じていた。痒みは腎不全の症状の一つともされているため,やはり腎臓の不調のようだ。
痒みに関しては,やはり水をよく飲むようになった5月頃から身体のあちこちに感じていたが,寝具のせいかなどと思っていた(6月9日の整清)。顔もところどころ痒かった。これが気になって過去の記録を調べてみると,昨年10月4日の体調記録にも「体のあちこちに痒みを感じる」とあり,同年9月26日の日記には「意識して水を飲むようにした」とある。当時もかなり感覚的にではあるが水を飲むことを意識し始めていた。
明日から,飲み物の量を意識して管理し,記録していくことにした。
歯の方は,フィステルらしきものは消えかけており,治療した歯の歯茎の赤みも少しマシになっている気がするが,知覚過敏はまだある。明日歯医者を予約してあるので,良いか悪いかはすぐ分かるだろう。
折角復調したというのに,昨日深夜から不調類型について考えだしてしまい,なかなか眠れなかった。
今後の体調管理・精神衛生管理のために,最近の不調の原因を明らかにし,対処法を体系化しておきたくなった。
ここ一年ほどの間,身体に表われる明らかな不調期が3回はあった。それぞれに仮の名前を付けるなら,希哲館事業総括(第一次総括)時の「重圧型不調」,希哲館事業乗軌化時の「過労型不調」,ここ一ヶ月の「過熱型不調」だ。
重圧型不調は,極限的な精神への重圧から来るもので,この時は一番胃腸が狂っていた。過労型不調は,短時間睡眠と長時間労働といった心身の酷使から来るものだ。どちらも原因は明らかで,意識的に休息の時間を取る,規則的な生活を送るように心がける,など対処法もその都度講じてきた。
ここ一ヶ月ほどの身体的不調は,当初全く原因が掴めなかった。というのも,仕事は順調過ぎるほどで気分もすこぶる良く,休日こそなかったが,過労というほど仕事を詰め込んでいたわけではなかったからだ。そこで最初は食中りを疑い,次に運動不足を疑った。しかし,胃腸にやさしそうな食事に変えてみても,運動を再開してみても,明確な改善は見られなかった。
そうこうしている内に,精神的な疲労感があることを自覚するようになった。ここで,デルン大最適化に成功したあたりから,意識が四方八方に飛んで脳が過熱気味だったことに思い当たった。当面の仕事の焦点を絞り込むようにして,問題を単純化するように意識してみると,急に気が楽になり,身体的な異常もみられなくなった。
今のところ,いわゆる脳疲労という奴だったのではないか,という結論に落ち着きつつある。意識が拡散し過ぎないように,定期的に目標を再確認することが必要かもしれない。
何にせよ,原因不明の心身不調ほど不安になるものはないので,ここまで整理出来て良かった。